管理栄養士によるサポート

診療案内

管理栄養士によるサポート

栄養指導

糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病の患者さんに、治療の一環として食事のアドバイスをしています。

人間の体は食べたものから作られています。
健康な体を作るには、適切な量の食事をバランス良く食べることがとても大切です。
量やバランスが適切でない状態が長年続いたことの結果が、生活習慣病として現れてきます。
薬のように即効性はありませんが、病気の治療には、食事療法が欠かせません。

とは言え、毎日の食事をただの治療ととらえていたのでは、食べる楽しみがなくなってしまいます。
食習慣は長年かけて築かれた、私たち人間ひとり一人の文化でもあります。

当院の栄養指導は、ただ治療食として理想的なメニューを一方的に押しつけるのではなく、現在の食事内容や食習慣を丁寧にお聞きした上で、効果的な改善点をお伝えしています。

また、患者さんの日常生活の状況によっては、適切なお総菜の選び方や、栄養補助食品などの紹介なども行っています。

体成分組成計を使用した栄養状態の評価

栄養指導と平行して、体成分組成計で肥満度や内臓脂肪量、筋肉量などを測定します。
同じ体重でも筋肉量が多い人もいれば、脂肪が多い人もいて、1日のエネルギー所要量が違うため、適切な食事量が異なります。
また、高齢者などは筋肉量を減らさないようにタンパク質を強化する必要も出てきます。このように一人ひとりの患者さんに合った栄養指導を行っています。